
共通テストは、国公立大学においては、第一段階選抜に該当しますので、この試験だけでは合否は決まりません。多くの場合は、2次試験との合計点での判定となりますので、どの大学におかれても共通テストで点数を稼いでおくことが合格へのアドバンテージを持つことになります。
ボーダーラインとは、合否の分かれ目を指します。前年度の合否データをもとにボーダーラインは決まります。それを下回っている場合は、ボーダーラインからの得点差を2次で埋めれば合格に届きますので、「あと何点が必要?」といった感じで使います。
それでは、共通テストでどれくらい取れれば大学に合格できるのでしょうか。一般的には、8割を目標にしておけばよいと思います。(一部の最難関大学や、医・歯・薬・獣医学部等は、9割を目標にしましょう。)
共通テストの試行問題やセンター試験の過去問を実際に解いてもらえばわかると思いますが、思った以上に時間が足りないことが感じられるのではないでしょうか。
総合点で8割をとるのは決して簡単ではありません。緻密な学習計画と実戦練習が必要ですので、対策をする時間の確保が必要となります。12月あたりの直前からでは間に合わないケースが多いので、早めに始めておきましょう。